手段に縛りをかけるのは筋が悪い

制御に縛りをかけたロボコンイベント: kirikuzudo blog since 2010
競技に於いて達成したいことはあくまでゴール・得点であって、手段の制限はゲームの適切な運用のためでしかない。
コントローラに何を使うとか、構造体の材質に何を使うとかはどうでもいいことで、やりたいことに一番適した手段を選択する能力のほうが重要(その意味で、昨今の二足歩行縛りは好きじゃない。二足歩行させるための二足歩行でしかなく、それによって何か得をするわけではない)。
せっかくゼロから組み上げるという経験をするチャンスをわざわざ潰すこともない。出来合いのものを使うだけなら誰でもできる。また、既に「制御を簡単にして機構で実現する」ではなく、「機構は単純にして制御で実現する」時代なので、あえてそれに逆らう理由もないし、実際コストを下げようと思ったら機構は簡潔にしないといけない。
純粋にアイディアだけで勝負したいのなら、もっと年齢が下の、小学校高学年か中学生を対象にしたほうがいい。